ウエスタンレッドシダー知って得する豆情報!(8)
■安心安全な手作りダボ(埋め木)を使う思いやり
先日こんな問合せがありました。
デッキ床板に上からビスを打つといずれ浮いてきてひっかかると危ないんですよね。
どう対処したらいいのでしょう・・
こんな方法があるんですが知ってましたか?!
床板のビスを深めに止めて、その上にレッドシダーで作ったダボを埋める、すると全くビスが見えなくなり、人やペットの素足に優しいデッキとなります。
可愛い犬の肉球を守るために手作りダボを作って穴埋めする方もいるんですよ。少し手間がかかりますが、最後に愛情を掛けて安心安全なデッキに仕上げて下さい。
ここでは、簡単に施工できる道具と使い方を紹介させて頂きます。
1、専用の工具を使い、ダボと同じ大きさの穴をあけ、その穴にビス打ちをする。
・ドリルドライバーに取りつけましょう。インパクトドライバーは締め付けが強力なので不向きです。
・皿取錐(さらとりきり)は、埋め木用の穴と下穴あけが同時に出来ます。
2、ダボを作るレッドシダー材からダボ作成用の工具で円柱上のダボを作る。
・埋木錐(うめききり)は、同じ材からダボが作れるので市販のダボより埋木のあとが目立たず仕上ります。
3、ビスを打った穴に木工用ボンドを少し垂らし、その中にダボを入れる。頭がつぶれないようにハンマー又はゴムハンマーなどで打ち込み、頭が出過ぎてる場合は、のこぎりで切り取る。やすりなどで表面を平らに仕上げて出来上がり。
専用の工具は、サイズも色々あり、穴あけ用とダボ作成用とセットで販売しています。
やってみると面白いほどきれいに出来ていくつでも作りたくなりました。工具の歯はデリケート、ぶつけたりしないように、またけがの無いように気をつけて施工して下さい。