ウエスタンレッドシダー知って得する豆情報!(4)
■知ってましたか? 「音」に対する木材の特性について
木材の特性のひとつに音振動を吸収する性質が上げられます。吸収された音振動は、木材の持つ繊維質を振動させます。その特性を利用し、ピアノ、ギター、バイオリン、クラリネット等多くの楽器に必要に応じた方法と材質が選択利用されています。木で出来た楽器は数多くありますよね。
硬い性質の木材は、音を響かせる性質を利用し、打楽器等に使われています。代表的なものとして、カスタネット・クラベスなどがあります。
柔らかい性質の木材は、加工が容易な為、薄くし箱状に加工して、音振動を共振させる目的に使われます。例えばギター・バイオリンなどです。
インディアンフルートウエスタンレッドシダーを利用した楽器もちゃんとあります。
代表的な楽器として、『インディアンフルート』があげられます。ご存知でしょうか?映画「コンドルが飛んでいく」のあの有名な主題歌のスターティングを思い出してください。タラララララララララァ~♪そう!その出だしこそウエスタンレッドシダーで作られた『インディアンフルート』なのです。暖かみがあって素敵な音ですね!
音を出す用途から、音を抑える用途へ利用することも可能です。
音を吸収する性質を利用し、柔らかい木材(ウエスタンレッドシダー)をやや厚めにし、音振動に対して共振させない状態と他に伝達しないように工夫することで、吸音効果がえられます。
天井、床、壁等に木材を利用することで、反響を制御し、用途に応じた使い方によりお好みの音響効果を作り出すことが可能なのです。